【データ管理の達人】各達人シリーズのデータベースごとにアクセス権限を設定できますか?

2024年07月18日

■達人シリーズよくあるお問い合わせ

Q.年調・法定調書の達人や所得税の達人などで、税理士事務所もしくは税理士本人の申告データをほかの職員に見られたくない場合、どのようにセキュリティ設定をしたら良いですか?

 
A.今回は、達人シリーズのデータベースを新規作成し、データベース毎にアクセス権限の設定を行う方法をご案内します。
税理士事務所のデータもしくは税理士本人のデータを使用する際は、共有のデータベースから、特定のデータベースへ接続先を切り替えていただく運用となります。

データ管理の達人をご契約いただいている場合で、かつ、達人CubeのログインID:Administrator(システム所有者) は管理者(税理士・事務所データ取扱者)のみが利用していることが運用条件となります。
 
上記の設定方法以外にも事業者の担当者ごとにアクセス権を設定することもできます。
【データ管理の達人】担当者ごとにデータのアクセス権を設定できますか?
 
電子申告の達人での運用方法は下記をご確認ください。
【電子申告の達人】e-Tax(国税) 税理士または税理士法人が自己の申告を行う場合の運用方法

 

年調・法定調書の達人・所得税の達人など、各達人シリーズで行う操作

<税理士または税理士事務所の申告データを保管するデータベースを新規作成します>

※Professional Edition の場合、データベースの作成場所は、所内サーバ(親機)でも税理士の個人PCでもどちらでも運用可能です。サーバ(親機)にデータベースを新規作成する場合は、サーバ(親機)に移動して操作を行ってください。
 
1.Administrator(システム所有者)のIDで達人Cubeにログインします。データ管理の達人を開きます。

[コンピュータ]-[達人シリーズ(年調・法定調書・所得税など)]-[達人シリーズ(各年度)]をクリックし(①)、[新規作成]をクリックします(②)。


 
2.データベースの新規作成を行います。[データベース名]を入力し(①)、[データベースセキュリティを有効にする]のチェックを入れます(②)。[確定]をクリックします(③)。確認のメッセージが表示されますので[OK]をクリックします(④)。


 
3.新しく作成したデータベースの項目から、[セキュリティ設定]をクリックします(①)。[強固な暗号化、および、アクセス権限の設定を行う]にチェックを入れ(②)、[利用者の変更]をクリックします(③)。


 
4.「Administrator」のログインIDを選択し(①)、[許可]をクリックします(②)。左枠内にログインID名が移動しますので、[確定]をクリックします(③)。※Administrator以外のログインIDも許可することができます。


 
5.追加したログインIDをダブルクリックし(①)、[フルアクセス(すべての事業者データにアクセスできます)]のチェックと、[個人番号の閲覧を許可する]のチェックを入れます(②)。[確定]をクリックします(③)。


以上で設定は完了です。アクセス権の設定は、各達人シリーズ・プログラム毎に設定を行います。
 
6.データを開くときは、Administrator(システム所有者)のIDでログインし、接続先を切り替えてご利用ください。

 



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